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VIA Flex Expressアーキテクチャ

2004年に登場した多くの注目テクノロジーの中でも、おそらく最も重要なのが、既存のPCIおよびAGPバスを統合しそれらに取って代わるPCI Expressです。PC機器が高解像度ビデオやマルチストリーミング·オーディオ、最新の3Dゲームといったエンターテイメント/マルチメディア·アプリケーションを扱うようになるのに伴い、需要の対象もシステムの帯域幅に向けられるようになってきました。こうした変容に応えるため、業界では現在最も帯域幅使用量の大きいアプリケーションでも、将来世代のヘッドルーム(無歪限界)を提供するアプリケーションでも対応可能なPCI Expressへの移行を積極的に推し進めています。

PCIおよびAGPバスからPCI Expressへの移行と同様に技術的な移行もまた、不可避的にPC業界やエンドユーザーに数々の難題を叩きつけています。というのは、新しいバス·アーキテクチャ、インターフェースおよびコネクタは各々多くの互換性の問題が生ずるからです。しかしながら、VIA独自のFlex Expressアーキテクチャは、こうしたPCI Expressへの移行を容易にすることを特に意識して設計されているので、業界で最も柔軟な形でPCI Express準拠のVIAコアロジック·チップセットを実装でき、互換性の問題も最小限に抑えることが可能です。


柔軟なコンフィギュレーション

VIA Flex Expressアーキテクチャでは、複数のデバイス構成が可能となっています。理論上、最大5.5GB/秒の処理能力を持つPCI Expressレーンを22本まで使用でき、最大で7個のPCI Expressデバイス接続をサポートします。

VIA PCI Express
North Bridge
VIA VT8251
South Bridge
Total
PCI Express Lanes
20
2
22
Bandwidth (GB/s)
5GB/s
0.5GB/s
5.5GB/s
PCI Express Devices Supported
2
7

Table: PCI Express device and bandwidth support of sample VIA North Bridge paired with VT8251.

¹ Including connection to PCI Express Graphics


VIA DualGFX Express™

デュアル·グラフィックスカードのすべての業界規格をサポートするDualGFX Expressは、高度なシングルアプリケーション·パフォーマンスを提供するだけでなく、システムの帯域幅に関係なくパワフルなマルチタスクをサポートするマルチモニターやグラフィックスカードにも対応しています。多重LCDディスプレイ·パネルの価格が低減され、また現在使用されているオペレーティングシステムで容易にマルチディスプレイのセットアップが可能になったことを背景に、ますます多くの利用者がVIA DualGFX Expressを使用して複数のモニターディスプレイ(最大4パネル)を利用できるようになりました。

図1:Dual GFX ExpressとPCI Expressペリフェラル·デバイスの構成例。ここでは、VIA North BridgeとVT8251South Bridgeが組み合わされています。


PCI Express帯域幅の分散

VIA Flex Expressアーキテクチャでは、チップセットのノースブリッジとサウスブリッジにPCI Express x1ペリフェラル接続をサポートさせることによって、システム·アーキテクチャ全体にPCI Express帯域幅を分散させ、交通障害の起こる可能性を最小限に抑えています。また、ペリフェラル·デバイスとのPCI Express接続をノースブリッジで直接行なえばサウスブリッジの帯域幅が空くので、IDEやSATAといったドライブ接続や様々なUSB2.0ないし1394周辺機器の接続にそれを利用することができます。

図2:PCI Expressデバイスの可能な構成例。ここでは、VIA North BridgeとVT8251 South Bridgeが組み合わされています。


PCI Expressの成熟プラットフォームへの拡張

Flex Expressアーキテクチャの柔軟性は、VIAの成熟チップセット·ベースのプラットフォームでもPCI Express接続を可能にします。VIAのコアロジック·チップセット·ソリューションのピン互換性のある設計手法は、VT8251 South Bridgeを、Intel プロセッサ·プラットフォーム用のPT880およびPT800やAMD Athlon XPおよびAthlon 64プロセッサ·プラットフォーム用のKT880 and K8T800 Proといった成熟したVIA North Bridgeに組み合わせることを潜在的に可能にしました。VT8251 South Bridgeを組み合わせることで、これらのプラットフォームは2つのPCI Express x1ペリフェラル·デバイスを、各デバイス1方向につき250MB/秒の処理速度でサポートすることができます。


卓越した設計柔軟性

評価の高いVIAのV-MAP(Modular Architecture Platform)に採用されているピン互換性のある設計手法は、VIAノースブリッジとサウスブリッジの柔軟な構成を可能にしました。それにより業界のパートナー各社は、一つのボード設計で複数の市場部門をカバーすることができます。OEMメーカーやマザーボードの供給各社は、この手法の採用によって、自社の製品ラインを標準的でありながら拡張可能なプラットフォームに集中させ、開発コストを最低限に抑えつつ製品の市場投入時間を短縮することができます。


Ultra V-Link バス

V-MAPの主要コンポーネントは、Ultra V-Linkバスです。16ビットの66MHzクライアント·インターフェースであるこのバスは、チップセットのノースブリッジとサウスブリッジ間で最大1066 MB/秒のデータ処理速度を提供します。またUltra V-Linkバスは、今日ますます増えてきた帯域幅使用量の大きいI/Oデバイスや高速化の一途を辿るCPUやメモリ·バスに必要な帯域幅を提供し、待ち時間の短縮を実現します。Ultra V-Linkは、データ転送速度を高めるだけでなく、より多くの帯域幅を必要とする新しいPCI Expressペリフェラル·デバイス(250MB/秒の処理速度を要します)やその他の高速接続(USB2.0や1394など)によって発生しうるサウスブリッジ上の潜在的交通障害にも対応できる製品です。


Hyperion 4in1 ドライバ

VIAの統一化されたHyperionドライバ·ベースは、完全な安定性と互換性を維持しながらシステム性能を最適化するとともに、必要なテクニカル·サポートを容易にします。先駆的な統一ドライバ·セットであるVIA Hyperion 4in1ドライバは、Microsoft Windows·オペレーティングシステム上で実行されるあらゆるシステムと互換性を有しています。


お問合せ先

国際マーケティング部
Email: mkt@via.com.tw


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