USBについて
「ユニバーサル·シリアル·バス」(USB)は、PCおよびCE市場で広く採用されている一般的なインテリジェント·シリアル接続規格です。USBの最も顕著な特徴は、その「プラグ·アンド·プレイ」サポートにあります。USBポートに接続された周辺機器は自動的に検出されるので、スイッチやジャンパーを組み込まなくても「ホット·スワップ」機能によって適格に認識·構成され、システムを再起動する必要もありません。要するに、周辺機器をただ差し込むだけで、ただちに使用できる状態になります。
USBはレガシーPCのI/Oインプリメンテーションに存在したリソース上の問題を克服しているため、I/Oアドレス空間やIRQライン、DMAチャネルに関する問題ももはや発生しません。USBポート上のデバイスにはUSBサブデバイスのみよって認識されるアドレスが割り当てられ、システム·リソースを全く消費せずに済むためです。
Microsoft® Windows®またはMacOS上で稼動するホストコンピュータのUSBポートにデバイスを接続すると、ホストPCは接続されたデバイスの種類を検出し、各周辺機器に必要なオペレーティングシステム(ドライバソフトとバスバンド幅を含みます)を動的に決定します。ユーザーはシステムフォルダ上にデバイスのアイコンをドラッグするか、簡単なインストーラ·アプリケーションを実行するだけで、目的のデバイスをインストールすることができます。この作業は何度も行なう必要はありません。一度実行すれば、デバイスはいつでも使用できる状態になります。また、USB接続にはターミネータ(終端抵抗)も、メモリ·アドレスも、ID番号も不要です。ケーブルもコネクタに接続しやすいようUSB A-Bという薄型の統一規格で作られており、格安で入手することができます。
USBは、次の3種類の伝送速度に対応しています。
USB1.0 - 1.5Mbps
USB1.1 - 12Mbps
USB2.0 - 480Mbps |
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USB1.0とUSB1.1は、それぞれ低·中速の周辺機器デバイスに対応した1.5Mbpsと12Mbpsのデータ転送速度をサポートします。一方USB2.0は、デジタル画像やウェブ·パブリッシングといったより高度なPCユーザー·アプリケーションにも対応できる最大480Mbpsのデータ転送速度で複数の高速周辺機器デバイスを同時に実行することができます。さらに、USB2.0は前身のUSB1.0やUSB1.1対応のソフトウェアや周辺機器とも互換性をもっているので、すでに販売されている数多くの低速·中速USBデバイスのもつ高い利便性を顧客に提供します。USBコネクタはすでにPCシステム全般に対応しており、USB2.0仕様への移行も比較的スムーズに行なわれつつあります。
USBは外付けのUSBハブを連結させることによって、最大127台の周辺機器を同時に接続することができます。システムに用意されているUSBポートでは足りないとき、ポートを追加するUSBハブを接続すれば、さらに必要なだけ周辺機器やハブをプラグインすることが可能です。ただし、各USBポートのデバイス用電力は500mAまでとなっているので、消費電力がそれ以上になる周辺機器を接続する場合には追加電力が必要です。
さらに、「ホット·スワップ」技術を採用したUSBデバイスであれば、多くの場合、省エネ·モードが起動するとスリープ状態になるようにホストコンピュータを設定することもできます。
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