ニュース リリース
VIA、太陽光発電による初の情報コミュニティセンターを南太平洋に開設
VIA Solar Computingが太陽光を利用し、地方のコミュニティに、信頼性が高く
クリーンなコンピューティングとインターネットアクセスを提供
シリコンチップ·テクノロジーとPCプラットフォーム·ソリューションの分野でリードするVIA Technologies, Inc.は、10月4日、太陽光発電による初のサイバー·コミュニティセンターを南太平洋に開設すると発表しました。サモアICT(Information and Communication Technology)事務局と共同で構築する同センターは、環境に配慮したコンピューティングを推進するVIAの「クリーン·コンピューティング·イニシアティヴ」の重要な要素である「VIA Solar Computing」のコンセプトを裏付けるものです。
南太平洋地域はグローバルな情報通信技術導入の取り組みから大きく取り残されており、電子化対応推進におけるインフラ整備に必要な措置を講じ始めたばかりです。今回の地元ユーザー·コミュニティの設置場所に選定されたのは、サモアのアレイパタ地区にあるウルトギア(Ulutogia)村です。この村は、南太平洋の多くの地区と同様、豊富な日照量が得られるため、太陽光発電を利用するのに適しています。
誰でも利用できるサモアの「VIA pc-1 Information Community Centre」は、地元住民の教育、医療、政府サービスにおける電子化の課題に取り組み、利用者および周辺コミュニティにビジネスチャンスをもたらすとともに、観光客向けのインターネットアクセスも提供します。このセンターが軌道に乗れば、世界中の同様のITセンターに対するモデルケースとして活用し、特に地方におけるデジタルデバイド(情報格差)を解消していきます。VIAは主要な国際機関や政府と協力し、こうした取り組みの推進を支援しています。
サモアICT事務局マネージャーのギサ·フアタイ·パーセル(Gisa Fuatai Purcell)氏は次のように述べています。「私たちは、サモアやその他の地域に実用的なコンピューティング·ソリューションを提供する当センターの構築にあたり、VIA社と協力できることをうれしく思います。VIAには太陽光発電機能を備えたコンピュータを提供する能力があり、そのための献身的なスタッフがいます。この取り組みは、貧困を解消するための大きな一歩となります。」
サモア首相のトゥイラエパ·ソリアイ·サイレレ·マリエレガオイ(Tuilaepa Soliai Sailele Malielegaoi)氏は、次のように心情を語っています。「今後、他の10ヵ所の情報センターにも、VIAの太陽光発電コンピュータやモニターなどを使用していきたいと考えています。ここサモアには、ふんだんな太陽光が注いでいますので、太陽光発電を活用できればと思います。」
VIA Technologies, Inc.のマーケティング担当バイスプレジデント、リチャード·ブラウンは次のように述べています。「太陽光発電を利用するサモアのセンターは、信頼できるテクノロジーとエネルギー供給とが結びつくと、どのような可能性が生まれるかを示す良い例です。VIAは、電力効率に優れたコンピューティングにおけるリーダーとして、地方および都市部における成長と権限委譲に向けた持続可能な取り組みを支援していきます。当社のVIA Solar Computingは、そうしたことの実現に向けた重要なステップなのです。」
サモアのVIA pc-1 Information Community Centreには「VIA pc-1 Power Saving PC」が3台、「VIA pc-1サーバ」が1台、さらに外付けのファックス/スキャナ/コピー機/プリンタが1台設置されています。こうした全ての機器が、ソーラー製品の主要サプライヤーであるMotech Industries社の完全デュアル型175ワット光電池ソーラーパネル·ソリューションを動力源としています。
今回の導入にあたり、同センターは途上国におけるICTアクセスが直面する、次のような大きな障壁を乗り越えています。
- 適切なテクノロジーの設計
- 信頼性の高い電力供給
- インターネットアクセス
- 適切な研修およびビジネスチャンスの提供を通じた持続可能性
- デジタルデバイドのジレンマ克服に向けた、各セクター間の協力体制におけるギャップの解消(特に民間/公共団体、市民社会、学会、国際機関)
サモアの「VIA pc-1 Information Community Centre」の詳細については、下記のウェブサイトをご覧ください。www.viapc-1.com/index.php?option=com_content&task=view&id=444&Itemid=2&lang=en
VIA Solar Computing - 未来のためのエネルギー
VIA Solar Computingとは、効率的なコンピューティング機器とクリーンなエネルギー技術に向けた最先端の取り組みです。クリーンかつ静かでコスト効率の良いエネルギーを供給するためには、太陽光発電が未来のエネルギー源として最も適切であり、先進国の都市部と、安定した電力供給に恵まれない、あるいは気象条件が厳しい新興市場の僻地のいずれにおいても実用的です。太陽光発電はVIAの電力効率に優れたシリコンおよびプラットフォーム技術を補完するテクノロジーであり、実質的に世界中どこでも導入可能な、コスト効率の良いソーラー·コンピューティング設備を実現します。
また、太陽光発電は、先進国に比べ従来型の電気幹線からの電力が格段に高価である多くの発展途上国においてコスト効率が良いのが特長です。例えばサモアの通常の電気料金は、ニュージーランドに比べて6倍も高額です。そのうえ、この高価な電力ですら供給が限られていたり、まだ電気が通っていない僻地では、多くの人が安価に購入できる電源として発電機に依存しているのが現状です。光電池を利用した太陽光発電であれば、発電機と比較して下記のような利点があります。
- 太陽光発電はクリーンで環境を汚染しないエネルギーである。
- ソーラーパネルは無音で作動するため、教室、案内所、店舗、あるいは発電機の騒音が問題となる夜間の利用に適している。
- 太陽光発電は、資本コストをまかなった後は実質的に無料のエネルギーとなる。
- ソーラーパネルには燃料補給の必要がなく、自給自足である。
- ソーラーパネルは信頼性が高く、実質的にメンテナンスが不要である。ディープサイクルバッテリーの水を毎年入れ替えるだけでよく、動く部品がないため、製品保証期間は平均で20年にわたる。
VIAは、VIA Solar Computingを通じ、Motech社と連携して必要なテクノロジーを開発/推進することで、この分野でのリーダーであり続けることを目指しています。これにより、コンピューティングおよび通信における有益なテクノロジー、つまり、クリーンかつ静かで、コスト効率が良く、誰もが利用できる電源で作動するテクノロジーが世界中に提供されます。
「VIA Solar Computing」の詳細については、VIAの下記ウェブサイトをご覧ください。
http://www.viatech.co.jp/jp/initiatives/cleancomputing/solar_computing.jsp
VIA pc-1イニシアティヴについて
「VIA pc-1イニシアティヴ」は、次の世代の10億の人々をつなぐことを目標としています。コミュニケーション、教育、情報に特に重点を置くVIA pc-1イニシアティヴは、とりわけ新興市場において、何百万もの人々に力を与え、テクノロジーで人々の生活の質を改善することを目指す取り組みです。エネルギー効率に優れ定評があるVIAのプロセッサ·プラットフォームを基盤とする、柔軟なシステムを採用した同イニシアティヴは、持続可能なビジネスの枠組みの中で何百万もの人々にテクノロジーを提供するという現実的な手法を採っています。対象地域の人々にテクノロジーをより深く理解してもらうとともに、その生活の質を向上させることを目指したVIAのさまざまな取り組みの中でも、「VIA pc-1イニシアティヴ」は、さらに多くの人々の生活に変化をもたらすという普遍的な課題を背負っています。www.viatech.com/pc-1
VIAでは、特にデジタル·デバイド(情報格差)に関するさまざまな問題に取り組むため、VIA pc-1のコミュニティ·ポータル (www.viapc-1.com)を設け、デジタル·デバイドの解消にあたり、政府機関やPC、通信、インフラ業界が直面する技術上、物流上、経済上のあらゆる課題を検討しています。
VIA Technologies, Inc.について
VIA Technologies, Inc.は、PC組み込み製品市場でシステム革新を牽引するコアロジック·チップセット、低消費電力x86プロセッサ、高度な接続性、マルチメディア、ネットワーキング·ストレージ·シリコンを基にした総合的なプラットフォーム·ソリューションの提供により市場をリードするファブレス方式の一流サプライヤです。台湾の台北に本社を構える VIAのグローバルネットワークは、米国、ヨーロッパ、そしてアジア各地のハイテク拠点とリンクしており、当社の顧客ベースには世界トップのOEMメーカー、マザーボードベンダーおよびシステムインテグレーション企業も含まれています。VIAは台湾証券取引所(TSE 2388)に上場しています。www.viatech.co.jp |